【第6回公演 バックギャモンで真の友情は生まれない】
バックギャモン界の藤井聡太と呼ばれた天才が、東京ボードゲーム学園バックギャモン学科に入学し、史上最年少で世界バックギャモン大会三連覇を成し遂げる物語。お話のモデルはもちろん藤井聡太さん・・・ではなく、シカゴ・ブルズを二度の三連覇に導いたマイケル・ジョーダンです。
【第5回公演 冷やし中華を始め忘れた】
冷やし中華を始め忘れた中華料理店と、冷やし中華を注文し忘れた常連客による心温まり忘れた物語。一切心が温まりませんでした、冷やし中華なだけに…と観客の誰もが絶賛し忘れた、もの忘れ演劇の金字塔。本当は夏に上演する予定だったものの、公演し忘れて3月になってしまいました。
【第4回公演 車に轢かれる歓び】
最初は車に轢かれるって抵抗あったけど、尊敬する両親や大好きなサークルの仲間たちや、廃業した力士や、おじさんかおばさんか分からなかったけど声でおばさんと分かった人や、おじさんかおばさんか分からなかったけど声を聴いてもやっぱり分からなかった人の話を聞くうちに、「ああ車に轢かれるのも悪くないのかな」と思い始める青年の話。作・演出を担当する飯田の普通免許取得20周年を記念して作られた半自伝的作品。
【第3回公演 おならと呼ぶには何かが足りない】
オレのこきたいおならはこんなものじゃない、もっと上品で芳醇で馥郁たる、、そう、ブドウの収穫量こそ少ないが、みずみずしさが感じられる素晴らしい品質と歌われた2013年のボジョレーヌーヴォーのようなおならなんだ! 青年は咆哮するがその声はおならの音によってかき消されて、、。
おなら演劇のパイオニア、ドアとドアノブとドアノブカヴァーが「すごく大きい音だがくさくないおなら。無音だがすごくくさいおなら。人前でこくとしたらどっちがいい?」という究極の選択を観衆に突き付けた問題作。
【第2回公演 座薬じゃないが入れてみる】
とある高校の吹奏楽部で起こった事件、そして残された謎、、あの日の午後藤田が入れたものは座薬なのか、それとも座薬じゃない何か別のものなのか?
タイトルを見ればその答えがおおよそ分かるというネタバレ演劇の金字塔。
【第1回公演 どうか私を机として使ってください】
「やっぱり父さんが勉強机になってくれると受験勉強がはかどるなあ。何て言うか、集中力が最大限に発揮できるんだよなあ。試験会場の机も父さんだったらいいんだけなあ、、。」昼はサラリーマン、夜は受験生の息子のためもっぱら勉強机として過ごす中年男性の悲哀。そしてその息子もまた、結婚し子供が生まれ自身が父親となった際に勉強机となるのであった、、。
演劇界において机は舞台セットでしかないという常識を覆し、暗転中の転換をかなり楽にした劇団のデビュー作。